
階差宇宙はスターレイルにおけるやり込み要素の1つであり、星階を上げることで高難易度プロトコルが解放されるようになっている。そしてプロトコル8で5連勝すると、最高の星階である「オムニック皇帝」に到達できる。私は先日、かなり順調に「オムニック皇帝」に到達したため、攻略の際に心掛けたことなどをメモ程度に記していこうと思う。
全体的な戦略
これまでの階差宇宙や模擬宇宙より明らかに難易度が上がっているとはいえ、変わらず「きちんと」進めていくだけだ。もう少し分かりやすく言えば、与ダメージに関わるものを選び、関わらないものを選ばなければ良い。例としては、火花のパーティを使っているのに、「虚無」の祝福を取る必要はないというようなことだ。こういった当たり前のことを心掛けるだけで勝率はかなり高くなって安定するし、これが全てだとも言える。
階差宇宙・楽園漫記のメインシステムである仮面のレベルについてだが、最終ダメージバフの高さに関わるため重要度が高い一方で、個人的にはこだわる必要性をあまり感じない。具体的には、最終的に仮面レベル9でクリアすることが多く、それぞれの仮面の効果に沿ってエリアを進めるだけで事足りた。
パーティの選択
個人的にはキャストリスが最も使いやすいと考えている。キャストリス・長夜月・ヒアンシー・キュレネの、いわゆる記憶パーティ(無凸)だ。理由は単純で、HPが高いため被ダメージを気にする必要が殆どなく、攻撃だけを考えれば良いからである。ボス戦で耐久が足りなかったことは一度もなく、唯一危なかったのは「異常」の「獣の群れ・貪慾の災い」で出現する「自動機兵・グリズリー」の全体攻撃であり、自傷していたことも相まって、残りHP1,000程度まで削られてしまった。
キャストリスを使いたくない場合は、耐久面を考える必要が出てくる。ダメージを味方全体で分担でき、強化すれば被ダメージを-15%できる「超高速インタークラウド媒体」を始めとする、耐久系の祝福の価値と依存度が非常に高くなり、安定感が低くなってしまう可能性があることには注意したい。
仮面の選択
階差宇宙・楽園漫記では、願力の獲得方法が仮面ごとに設定されている。仮面は全部で9枚あり、ランダムで選ばれた3枚の中から1枚選ぶという性質上、特定の仮面に依存することはできないが、どの仮面でも基本的には願力獲得に繋がる行動を取れば良い。おすすめの仮面を挙げるとするならば、「レンズの仮面」「招き猫の仮面」「囧の仮面」だ。正直なところ、全ての仮面に対して理解が深いわけではないが、この3枚はパワーがかなり高いだけでなく使いやすいと感じていて、プロトコル8で一度も負けることがなかったためおすすめしたい。
個人的には「レンズの仮面」が自分の好みにも合っていて、最も使いやすいように感じた。イベントをクリアするだけで願力を得られるため、高レベルの「イベント」「異常」「ボーナス」に入り続ければ良い。もっと言えば、仮面の効果に従って「イベント」「異常」をレベル5に上げ、なるべく早い段階で「ボーナス」に変換することが重要となる。この過程で、プロトコル8開始時に強制入手させられる「絶対的失敗の処方箋」を廃棄できる可能性が高いのも嬉しい。仮面のレベルアップ時に選べる奇跡に関しては、エリアレベルアップのものを中心に選べば良い。注意点としては、全ての「イベント」「異常」をレベル5にすることを目指すのではなく、何個かに絞るべきだ。なるべく早く「ボーナス」を作りたいため、全ての「イベント」「異常」のレベルを均等に上げている暇はない。また、次元界Ⅲでは「異常」に入らない方が良い。(そもそも次元界Ⅲの自由エリアは4つしかなく、「ボーナス」「ショップ」などの価値のあるエリアに入るべきであり、「異常」に入るプレイング自体が弱い)
「招き猫の仮面」についても「レンズの仮面」と大きくは変わらないが、仮面の効果の関係上、宇宙の欠片を入手するプレイングを心掛けたい。そのため「イベント」「ボーナス」では基本的に宇宙の欠片を得られる選択肢を選びたいし、なにより最優先で「富」に入る必要がある。さらに「レンズの仮面」の時より「ショップ」の価値が高いため、「ショップ」のレベルは高い方が良い。注意点としては、19エリア目の「休憩」でもスクリューガムから祝福の購入はできるが、「ショップ」ではないため仮面の効果による宇宙の欠片の20%還元を受けられない。18エリア目までで宇宙の欠片を使い切っても構わないということだ。
「囧の仮面」は「レンズの仮面」や「招き猫の仮面」と同様に、かなり使いやすくて強い印象だ。エリアを削除することで願力を得られるため、「精鋭」「戦闘」「異常」のような入りたくないエリアを削除しつつ、「ボーナス」「イベント」「富」あたりに入れば良い。カードゲーム風に言うと、デッキの圧縮が可能であり、山札を強いエリアのみで構成できる、つまりどのドローフェーズでも強いエリアを引きやすいというのが「囧の仮面」の良いところだ。ちなみにエリアを「空白」にしたり変更したりする効果の奇跡は、エリアを削除する処理が入るため、「囧の仮面」との相性が良い。また、シャッフルすると強力な「奇遇」を手に入れられるため、ドロー枚数を増やす奇跡との相性も良い。一方で、ドローフェーズで選ばなかったエリアは削除されることがある関係上、エリアのレベルを幅広く上げる意味は他の仮面より薄いように感じている。
「いい加減な仮面」は高レベルのエリアに入るほど願力を得られる効果なため、エリアレベルの低い前半で弱く、後半になるにつれて強くなる仮面だ。高レベルのエリアに入りたい関係上、狙ったエリアに入りづらく、特に前半は与ダメージを稼ぎにくい傾向にある。良い具合に祝福を取ることができれば問題ないが、噛み合いが悪いと次元界Ⅱのボスを倒せないことがあった。とにかくエリアレベルを上げる奇跡を取り、高レベルのエリアに入るだけと思いきや、柔軟なプレイングが必要で難しい上に、ランダム性がやや強いため個人的にはあまり好きではない。とはいえここまでで紹介した仮面が選択肢にない場合は、選ぶ価値のある仮面と言える。
「『二枚』の仮面」は最後に入手できる仮面なため、どれほど強いのかと思いきやそこまで強くはない。仮面のレベルが上がりにくく、普通にプレイすると他の仮面より1~2レベルほど低くなってしまう。とはいえ仮面レベルアップで奇跡を2つ選べるため、「ボーナス」などの強いエリアに入りやすく使いやすいのは評価できる。ただし他の仮面と比較してインチキ感はなく、仮面レベルが低くなる分しっかりと祝福や方程式を取っておかないと、与ダメージが足りずに狂暴化ギリギリになってしまうケースが多いように感じた。
「メカヨロイの仮面」は、強そうだが難しい印象を受けた。「合体」できれば100の願力を追加で得られるだけでなく、揃ったエリアに応じた報酬も貰えるためパワーとしては十分だが、「合体」と「組立」のバランスや、狙ったエリアに入ることが難しく、慣れが必要だろう。ごちゃごちゃ考えるのが面倒な人は選ばない方が良い。ちなみに私は「オムニック皇帝」を目指す過程で一度だけ負けたのだが、その時に「メカヨロイの仮面」を使っていたため、かなり苦手意識がある。
「戦車の仮面」はパワーが低い。高レベルのエリアに入るほど多くの願力を獲得できる効果だが、私がプレイした限りでは、安定して高レベルのエリアに入れるわけではなく、「戦車の仮面」である必要性を感じなかった。連続で「戦闘」「精鋭」に入っても意味がない一方で、デッキの中にこれらのエリア枚数が多いため無駄が出やすい。プレイングとしてはエリアレベルを高められる奇跡を選びつつ、高レベルのエリアに入ることを心掛ければ良いという単純なものだが、与ダメージを稼ぎにくいように感じたためおすすめ度は低い。
「馬の仮面」は私が2番目に選びたくない仮面だ。とにかくビーコンを付与して、ビーコンの多いエリアに入るだけという単純な仮面ではあるが、入りたいエリアにビーコンが付与されなかったり、ネガティブビーコンが付与されたり、弱いビーコンばかりが付与されたり、といった具合でストレスが溜まりやすい。「いい加減な仮面」と効果が少し似ているのも気になる。「馬の仮面」を選ぶ場合は、ビーコンが1つも付与されていないエリアの数を少なくしておきたい。願力の獲得量が1ビーコンで50、そこからビーコン数が1増えるごとに願力の獲得量が20ずつ増えていくため、ビーコンを1つ付与しておくことの価値が高いのだ。
「闘士の仮面」は私が最も選びたくない仮面となっている。仮面の効果の都合上、なるべく多くの戦闘をする必要があるが、私は戦闘をしたくないからだ。戦闘をするだけで願力を得られるため、「戦闘」の数やレベルを重視するという分かりやすいプレイングとなるが、飛び抜けて強い印象は受けない。
祝福と方程式の選択
キャストリスを採用する場合、「壊滅」「記憶」「愉悦」「知恵」「巡狩」「繁殖」には使い道のある祝福が多い。逆に言えば「調和」と「虚無」は基本的に不要だ。その中で与ダメージ上昇に関わる祝福を優先的に取るべきなのは言うまでもないが、運命ごとの特性を持つ祝福はそれぞれ最低1つずつ取っておきたい。例えば「壊滅」なら「変耀」、「記憶」なら「執念」といったものだ。これらは与ダメージを大きく引き上げてくれる一方で、効果を発揮するためには、その特性が説明文に含まれている祝福を1つ以上持っておく必要がある。次元界Ⅰのボスに関しては、最初に貰う方程式を展開していなくても問題なく勝てるため、方程式の展開より、解放した特性の数を優先して良い。それを前提とした上で、キャストリスにおすすめの祝福は「壊滅」星3の「ランダム自由行程ショックウェーブ」であり、通常だとカウンター効果の「変耀」が、攻撃時にも参照されるようになるため、与ダメージを飛躍的に上げることができる。
方程式に関しても同様に、「壊滅」「記憶」「愉悦」「知恵」「巡狩」「繁殖」がメインの運命になっているものの中から、運命ごとの特性を強化してくれるものや、味方の与ダメージを増やしてくれるものを選べば良い。おすすめや狙うべき方程式はなく、選択肢の中から強そうなものをその都度選ぶだけだ。与ダメージを増やせる方程式であれば何でも良い。言うことがあるとすれば、「調和」「虚無」が含まれた方程式にも有用なものは存在する。例えば「ガレージの龍殺し」は「壊滅/虚無」の星1方程式だが、「変耀」ダメージを増やしてくれるという、十分に実用的な効果だ。また、強い方程式を持っていても展開できなければ意味がないため、所持している祝福の数を参照して方程式を選ぶのも重要になる。ちなみに特性を持つ方程式に関しては、方程式を展開していなくても、特性は解放される。例えば「変耀」の効果を持つ方程式を持ってさえいれば、祝福を持っていなくても戦闘時に「変耀」の恩恵を受けることができるのだ。
奇物の選択
個人的には、奇物は必要ない。模擬宇宙の頃は奇物の価値が高かったが、階差宇宙ではダメージに直結する祝福や方程式を選んだ方が高い勝率を保てる印象があり、奇物の価値が低くなっていると私は考えている。実際、プロトコル8で奇物を積極的に集めたことはなく、「ショップ」のヘルタから購入するのは、商品価格を下げる「邪悪な機械衛星#900」と、敵に30%のダメージを与える「おしゃべり羊皮紙」だけだ。微妙な効果の奇物も多いことを踏まえると、事故を防ぐためにも積極的には取りたくない。
実際の進め方

- 仮面を選択する。おすすめは「レンズの仮面」「招き猫の仮面」「囧の仮面」。仮面の効果を把握し、願力を得られる行動を心掛ける。
- 方程式を選択する。「壊滅」「記憶」「愉悦」「知恵」「巡狩」「繁殖」のいずれかがメインになっている方程式を選ぶ。明らかに与ダメージに繋がらない方程式を避ければ良い。
- 奇跡を選ぶ。仮面の効果に沿ったものを選べば良い。例えば「レンズの仮面」の場合、エリアレベルに関わるものを選ぶ、といった具合。
- 次元界Ⅰを仮面の効果に沿って進める。方程式の展開に固執する必要はなく、「変耀」「執念」といった、運命ごとの特性を効果に持つ祝福を優先的に集める。「ショップ」に入る必要はなく、暇があれば「鍛造」に一度入って加重奇物を入手しておくと良い。
- 次元界Ⅰのボスを倒す。ここで躓くようなら、根本的なプレイングが悪いと言わざるを得ない。仮面や祝福などの文章をきちんと読み、頭を少しは使うべき。
- 次元界Ⅱでは、10エリア目の「変換」までに、最初に貰った方程式の展開を目指す。「変換」ではWAVE2をクリアし、WAVE3で宇宙の欠片を少しでも貰えるくらいだと順調だ。WAVE2すらクリアできない場合は、14エリア目の「ボス」までに急いで整える必要がある。
- 次元界Ⅱのボスに挑む前には、ここまでで入手出来ている4つの方程式を展開しておくのが理想だ。14エリア目が「ボス」なため、13エリア目までに「ショップ」に入り、祝福を購入しておきたい。「ショップ」のレベルは1でも良いが、レベル2以上だと方程式の購入ができ、レベル3以上だと商品の更新もできるため、どこかのタイミングでレベルアップしておくのが理想だ。
- 次元界Ⅱのボスを倒す。個人的には、スヴァローグだと割と余裕がなく、狂暴化ギリギリになってしまうことが多かった。ボスに挑む前に不要な祝福を上書きするなどして、与ダメージを最大限高めておきたい。
- 次元界Ⅲでは、方程式の数を増やすことを目標にする。イベントで方程式を選んだり、レベル2以上の「ショップ」にいるルアン・メェイから、星1~2の方程式で有用なものを2つほど購入したりしたい。もちろんスクリューガムから祝福を購入するのも忘れずに。19エリア目の「休憩」でも祝福の購入はできるため、18エリア目までで宇宙の欠片を使い切る必要はない。
- 次元界Ⅲでエリアのレベルを上げたりビーコンを付けたりするメリットは薄いため、宇宙の欠片や祝福を得られる奇跡を選ぶと良い。また、戦闘も極力避けたいため、戦闘が起き得るエリア、特に「精鋭」「異常」には入らないことを推奨する。
- 次元界Ⅲのボスを倒す。個人的には「蛮神、狂王、紛争の化身」「死を示す禍源:悪夢の蝗害」だと楽な印象があるため、レベル5の「鍛造」で「オトッタカード」を入手できるなら、このどちらかを指定することをおすすめする。